会社方針
人と木の共生で、ヒトトキの安らぎの空間ができること弊社は願っています。
弊社は、松や樹木の異常を約40年以上にわたり現場で実際に毎日触りながら見続けてきた浜口育弘氏のノウハウ、技術をもとに、木の異変が止まらない日本、さらに地球規模の問題の解決のために少しでもお役に立てればと考え平成17年11月に創業しました。浜口氏が葉や土、大気などの化学分析手法も取り入れてから約20年が経過しました。弊社創業半年後の平成18年からは、(財)かがわ産業支援財団付属高温高圧流体技術研究所のマイクロ波によるサンプル処理技術と無機化学分析ノウハウをもつ研究者様のご支援もいただき、さらなる研究を進め、製品開発を行っています。。
製品製造において非常に精密さを要求される過程においては高速道路につけられているETC制作や電力会社の検針部品、コンピュータ部品などを作成し、ISO9001を取得している精密技術会社で製品化しています。
代表メッセージ
昔と今では木々の元気さ、美しさが違うのでは?
そう思うきっかけは、日本各地で松くい虫対策をしているのに立ち枯れが毎年毎年続いていることでした。ゴルフ場でも四国八十八か所の寺院でも高速道路沿いでも元気のない葉や花の木々が各所でみられます。
この解決に、自分の目しか信じない庭木の達人が幾多の困難を乗り越え、現代の木の元気をとりもどす一つの解決法を発見しました。
昔と違う地球温暖化、大気汚染や酸性雨への対策が大きなポイントです。
銅像や屋外のセメントが酸性雨などで悪くなるなどから、木々のミネラル成分変化の研究を行っているのもその一つです。
これらの研究成果をもとに開発した製品を、世に広めるために弊社を設立しました。
公共の木々、ゴルフ場、そしてご家庭の庭木に至るまで、昔のような木々の本当の健康を取り戻させたいと考えています。
約40年間の樹木観察、約20年間の化学分析、製品施工確認実験に約10年の樹木観察の歴史を歩んできました。マツ枯れに対して世の中が松くい虫対策一辺倒だった時代から、樹木(特にマツ)の化学分析データの蓄積と樹木状態変化の対比の観察にあけくれてきました。
そして平成20年、日本緑化工学会誌への発表を経て、K568製品を発表します。
樹木の健全化対策は地域の土壌によっても違いがあり複雑です。ただ、化石燃料が煙などで大気中に出され、酸性雨となってその成分元素が土壌を変化させて、樹木内の元素も影響を受けているのは全国で同じようなのです。
そこで、私たちはその対策製品を開発し発売を開始いたしました。そして各地域土壌に対応した対策製品を併用すると、今まで解決しにくかった樹木の問題を改善することが可能になりました。全国に先駆けて特約店1号が誕生した沖縄では、本島だけでなく離島にまでK568の使用が進んでいます。現在、沖縄の特約店のご協力で国の公共事業で使用されたリュウキュウマツのK568の実証データも今後の分析・開発に役立てていく所存です。
また、マツだけでなく、沖縄コンベンションセンター内のホウオウボクという美しい花をつける木は、10年近く花が咲かなかったのですが、K568を使用した直後は2箇所、そして翌年には、40パーセントの部分に花が咲き、次は満開になりそうなほどK568の効果を示しています。もちろんコンベンションセンターの皆様はびっくりです。
公共事業等の使用においても、各地土壌に適した化学的根拠データを示し、その対策製品を地域に特化してきめ細かく作ることも可能です。これら施工データは全国各地特約店様と情報交換して日本だけでなく地球の改善に皆様と共に歩んでいきたいと考えています。
ぜひ樹木衰退や異変の予防対策にお使いください。
おかげ様でK568事業は非常に多くの皆様から応援されていることに対して、ここに感謝の意を表します。とくに、平成18年度創業ベンチャースタートアップ支援事業に採択していただき、現在も支援していただいている(財)かがわ産業支援財団様、およびその付属研究所の先生方には事業の発展をリードしていただいています。またゴルフ場の樹木研究データ取得などでご支援ご協力をいただいています新日本観光株式会社様には一方ならぬご指導ご鞭撻をいただいています。さらにパートナー契約をさせていただいている浜口緑研究所の浜口育弘様の力がなければK568は誕生しませんでした。製造に関してはオムロン(株)、三菱電機(株)などの有名メーカー様の精密部品を製造していて、ISO9001,14001も取得した技術力を誇る会社の全面協力を得て委託製造が平成20年6月から可能になり、特約店の各種注文に対応できる体制が整いました。
悪化し続ける地球環境を改善するためには、樹木の力、樹木との共生を考えずには不可能です。私たち人間の出す二酸化炭素を利用して光合成を行い、炭素も固定し、なにより酸素あふれるフレッシュエアーを私たち人間に提供してくれているのが樹木です。
森林の水を蓄えるのも、私たちのお庭の空気環境をよくするのも樹木の力であることを私たちは再確認したいものです。
樹木と人間の共生、経済発展と自然環境の両立をめざして、さらに進化していきます。皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
平成26年8月
株式会社樹木新理論
代表取締役 田所 弘