肥料のおはなし

植物が元気に育つために、適切な栄養が必要です。

人間に必要な三大要素(タンパク質・炭水化物・脂肪)と同様に、植物に必要な三大要素=大量要素は、チッ素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)です。

チッ素は「葉っぱ」 リン酸は「花や実」 カリウムは「根っこ」の成長促進のために。

それぞれ葉肥、実肥、根肥と呼ばれるそうです。

人間でいう、ごはんのようなものですね。

 

また、私たちが、野菜やフルーツをとるように、植物も、大量要素以外の成分で補う必要があります。ビタミンやミネラルに相当します。

これを中量要素・微量要素というそうです。

 

役目は

  • 大量要素・・・骨格の形成やエネルギー源

チッ素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)

 

  • 中量要素/微量要素・・・植物内で起こるいろいろな反応に深く関係している

(細胞をつくる、葉緑素をつくる、タンパク質やアミノ酸をつくる、植物の健康維持のためにはたらくなど)

【中量】カルシウム(Ca)  マグネシウム(Mg) 硫黄(S)

 

【微量】ホウ素(B)  マンガン(Mn)  鉄(Fe)  亜鉛(Zn) 銅(Cu)

モリブデン(Mo) 塩素(Cl) ニッケル(Ni)

 

それぞれのバランスを適切にとってあげることが大事ですね

gohanchawan thCAOBKY79

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