肥料のおはなし/肥料、農薬、活力剤のちがい
植物が元気に育つために、適切な栄養が必要です。
人間に必要な三大要素(タンパク質・炭水化物・脂肪)と同様に、植物に必要な三大要素=大量要素は、チッ素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)です。
チッ素は「葉っぱ」 リン酸は「花や実」 カリウムは「根っこ」の成長促進のために。
それぞれ葉肥、実肥、根肥と呼ばれるそうです。
人間でいう、ごはんのようなものですね。
また、私たちが、野菜やフルーツをとるように、植物も、大量要素以外の成分で補う必要があります。ビタミンやミネラルに相当します。
これを中量要素・微量要素というそうです。
役目は
・大量要素・・・骨格の形成やエネルギー
チッ素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)
- 中量要素/微量要素・・・植物内で起こるいろいろな反応に深く関係している
(細胞をつくる、葉緑素をつくる、タンパク質やアミノ酸をつくる、植物の健康維持のためにはたらくなど)
【中量】カルシウム(Ca) マグネシウム(Mg) 硫黄(S)
【微量】ホウ素(B) マンガン(Mn) 鉄(Fe) 亜鉛(Zn) 銅(Cu)
モリブデン(Mo) 塩素(Cl) ニッケル(Ni)
それぞれのバランスを適切にとってあげることが大事ですね
植物に必要な成分は「肥料」
植物の生育に影響がある病害虫退治は「農薬」
肥料にも農薬にも該当しない、植物のための製品を「活力剤」と分類されるようです。
弊社製品は、成分内容から「肥料」と「活力剤」に分かれます。
庭木のツチトコ/庭木元気・・・肥料、家庭園芸専用の指定配合肥料として登録済です。
庭木活力、庭木健育・・・・・活力剤
植物の特性、状況、地域制、気候などによって使い分け、組み合わせが必要です。
<植物の成長に必要な16元素と製品の関係表>