微量要素のおはなし

弊社製品は、今の自然環境に合った、今必要なミネラル栄養を、木々に効果的に安全に施肥・補給して、本来の力をつけ、強く元気に育つように、という考え方をもとに開発しております。

今回は、植物に必要な栄養素の中でも、特に不可欠な微量要素について、

また、それに関連する弊社製品の配合についてのご紹介です。

微量要素とは (びりょうようそ) micronutrient

【ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より。(農文協HP参照)】

植物の生育に必須の元素のうち,含有率が 0.01%以下の元素の総称。

鉄,マンガン,銅,ホウ素,亜鉛,モリブデン,塩素などで,植物中に見出される数多くの酵素に含まれ,植物体中での物質の酸化還元作用に関与している元素。

植物の必須元素は約16種。そのうち微量元素といわれているのは、

モリブデン、銅、亜鉛、マンガン、鉄、ホウ素、塩素の7元素

これらの微量要素は、微量ではあるが、植物体内で光合成や硝酸還元などの代謝に重要な役割を果たしているため、不足するとチッソ代謝を狂わせて、チッソ過多の農産物の原因になり、病気に弱い体質をつくったり、味を悪くしたり、日持ちを悪くしたりするといわれている。

収穫物に含まれたこれらの微量要素は食事を通じて人間にも影響する。

「五訂日本食品標準成分表」で新たに加わった亜鉛の場合、不足すると生殖機能不全、精子の減少、前立腺肥大、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病、さらには味覚障害などの症状があらわれるという。

微量要素はもともと土にあり、堆肥などから供給されるからあえて施用する必要はないという考えがある一方、土壌分析にもとづいて積極的に施用するやり方もある。

微量要素は過剰害もでやすく注意が必要。また、その吸収はpHの影響を受け、とくにアルカリ化すると鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛などが効きにくくなる。

米ヌカなどを活用した土ごと発酵は、土や有機物の微量要素を引き出す方法ともいえる。

製品の成分について

大量要素・中量要素・微量要素を適量のバランスよく、

特にモリブデンを含む微量要素については、木々の化学分析などの実績をもとに

配合しております。(製品全体でオレンジ、緑、紫の部分を包括)

木々の様子、環境に合わせて選択いただけます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です