樹の枯れが増えている原因と考えられる対策 1.環境変化 (1/4)

木の枯れや異変は、森林生態系だけでなく、私たちの生活にも大きな影響をあたえます。

そのためには、様々な対策が必要です。ひとつひとつ、ひとりひとり、できることから始めていきましょう。

弊社もSDGsの目標のひとつ 「No.15 陸の豊かさを守ろう」を掲げて

取り組んでおります。

異変の原因と対策について、4つの項目に分けてみました。

1.温暖化・酸性雨の影響による木の代謝悪化・樹勢悪化などの異変

3.除草剤による影響

4.人為的なもの


近年、地球温暖化の影響で、異常気象が頻発しています。干ばつや豪雨などの異常気象は、樹木にストレスを与え、弱らせてしまいます。

弱った木は、病虫害に感染しやすくなり、異変や枯れが起こります。

 

〇対策例

1.土壌のミネラルバランスを調整する

①ハナミズキ

 →→ 

<効果>葉の状態から、硝酸イオンが蓄積、他にミネラル欠乏が認められる

土壌に不足しているミネラルを追加することで、新芽は改善された

 

②桜

冬前の紅葉は、自然な生理現象だが、これが、夏の高温度期におきれば、桜は、枯れてしまう。

葉内の硝酸・亜硝酸イオン濃度を使用したテスト

左から右へ

 

環境変化の異常で、夏に紅葉してしまった桜。ミネラル(庭木のツチトコ)土壌潅水、モリブデンK568P樹幹埋設することで、異変をもたらす酸性雨由来の高濃度硝酸イオン、亜硝酸イオンが、左から右へと改善された例

 

③ケヤキ

10月はじめの季節はずれの葉の黄色変化。硝酸イオンの蓄積が原因と判断。「庭木のツチトコ」を土壌潅水。

2日後には、溜まっていた硝酸イオンが硝酸還元酵素により還元が進み、木内部のメカニズムが活性化して緑が出てきた。

2日でクロロフィル生成が見られた

使用した主な製品> 定期的に ミネラル栄養、主要栄養 補給をお勧めします。

sdgs アイコン