6月のガーデニング 肥料について
6月の庭に与える肥料
6月は梅雨の時期で、庭の植物にとって重要な時期です。この時期に適切な肥料を与えることで、夏の暑さや病害虫の被害を防ぎ、秋に向けて元気に成長させることができます。
基本的なポイント
- 梅雨明け前のこの時期は、チッソ(N)控えめ、リン酸(P)・カリウム(K)多めの肥料を与えましょう。
- チッソが多い肥料を与えると、徒長や病害虫の発生を招きやすくなります。
- リン酸とカリウムは、花の付き、根の発育、病気への抵抗力を高める効果があります。
- 有機肥料と化学肥料をバランスよく使うのがおすすめです。
- 肥料の量は、植物の種類や生育状況に合わせて調整してください。肥料焼けを防ぐために、説明書をよく読んで、規定量を守りましょう。
植物別におすすめの肥料
- 花卉類:開花促進に効果のあるリン酸とカリウムが多い肥料を選びましょう。
- 例:10-10-10、10-6-10などの肥料
- 樹木類:葉や枝の成長を促進するために、チッソ、リン酸、カリウムがバランス良く含まれた肥料を選びましょう。
- 例:8-8-8、6-10-10などの肥料
- 弊社製品 「庭木元気」は、チッソリン酸カリウムにケイ酸を追加しています。
- 野菜類:果実の生育を促進するために、リン酸とカリウムが多い肥料を選びましょう。例:5-10-10、10-6-4などの肥料
- 芝生:葉の緑色を鮮やかにするために、チッソ、リン酸、カリウムがバランス良く含まれた肥料を選びましょう。
- 例:8-8-8、10-10-10などの肥料
その他
- 雨上がりのタイミングで肥料を与えるのがおすすめです。肥料を与えた後は、たっぷりと水を与えましょう。
- 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水を与え、肥料切れに注意しましょう。
注意事項
- 高温多湿の時期は、肥料焼けを起こしやすいので、注意が必要です。
- 肥料を与える前に、必ず植物の状態をよく確認しましょう。
- 病害虫が発生している場合は、適切な薬剤を散布しましょう。
6月の庭仕事は、少し大変かもしれませんが、植物たちが元気に育つために必要なものです。ぜひ、ポイントを押さえて、上手に肥料を与えてあげましょう