樹の枯れが増えている原因と考えられる対策 2.除草剤 (2/4)

木の枯れや異変は、森林生態系だけでなく、私たちの生活にも大きな影響をあたえます。

そのためには、様々な対策が必要です。ひとつひとつ、ひとりひとり、できることから始めていきましょう。

弊社もSDGsの目標のひとつ 「No.15 陸の豊かさを守ろう」を掲げて

取り組んでおります。

異変の原因と対策について、4つの項目に分けてみました。

1.温暖化・酸性雨の影響による木の代謝悪化・樹勢悪化などの異変

2.除草剤による影響

4.人為的なもの


除草剤の影響による木の異変は、よく見られます。木には影響がないとされた除草剤も、高濃度で使用してしまったり、何年もかけて蓄積して影響が出る場合もあります。

特にゴルフ場、ご家庭の庭でも除草剤の使用には、注意が必要です。

枯れのメカニズムが発生しているかどうかは、枝の中にアセトアルデヒドが動き出したかどうかで判断します。

弊社「木のかんたん検知液」もご参考ください。

木を治療するか、栄養、肥料を補給する、伐採するなど判断の基準にご参考にお使いいただけます。

 

〇除草剤による異変例

桜の葉の除草剤反応

 

除草剤の影響がでている松の葉先

葉先は既に枯れていてどうにもならないが、葉もとの緑は強くなり、新芽が出てきた。

新しい時代からはこの木も改善するが、大変弱っているので、夏の高温や更なる除草剤の使用は致命傷になるので注意が必要。

(使用された除草剤の量や種類で改善が見られない場合もある。)

*取り急ぎ「庭木のツチトコ(業務用)」に「庭木健育(K568W)」「庭木活力(K568P)」を使用した。

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