樹の枯れが増えている原因と考えられる対策 4.人為的なもの (4/4)

木の枯れや異変は、森林生態系だけでなく、私たちの生活にも大きな影響をあたえます。

そのためには、様々な対策が必要です。ひとつひとつ、ひとりひとり、できることから始めていきましょう。

弊社もSDGsの目標のひとつ 「No.15 陸の豊かさを守ろう」を掲げて

取り組んでおります。

異変の原因と対策について、4つの項目に分けてみました。

1.温暖化・酸性雨の影響による木の代謝悪化・樹勢悪化などの異変

2.除草剤による影響

3.ダニなどの虫害

4.人為的なもの


 

〇過度のメンテナンス試行錯誤による悪化

〇液体の樹幹注入跡の悪化

 

〇移植に伴う切断面養生不良と対比に含まれる未完熟有機物などによる菌が原因の場合

移植に伴う、掘り取り時の根や幹の切断面の処理が不適切な場合、搬入時の立て込み時の潅水と同時に、使用した有機物の完熟していない堆肥などの雑菌の侵入が起こり、何年もたった後に、枯れこむ個体発生の報告が、各地から多く届いている。切断面の殺菌予防、養生は丁寧にする必要がある

〇草刈り時の株もとの損傷

千本桜の株元にも多く草刈り時の傷がついている。ここからの菌感染や、栄養が上がる道を横に切ったりした場合、致命的にになると考えます。草刈り時には、ご注意を。

 

 

 

sdgs アイコン